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【12】「効率」と友達になりたい自分。

独り言

要領の悪い自分にとって、「効率」とは永遠の魅力である。
効率さえあれば余分な体力と時間を使わずに済むし、余った時間を有効に活用できる。
何より効率の良い行動を取った時はひたすら気持ちが良い。その日一日が幸せと化す。

 

以前Twitter効率について嘆いたことがあるが、何を隠そう、原因は仕事に関してである。
わたしは現在、とある出版社に勤めているが、入社して約半年間は効率も何も分からぬまま、先輩社員や上司の見様見真似でやっていた。

・画像の貼り付けはのりよりセロテープの方がいい。
・文字打ちは手書きよりPCの方がいい。
・執筆担当者の文章データがあればそれをPCで編集・印刷して文字打ちに使えばいい。
以上のことは、効率重視で考えれば至極当然である。
しかしわたしは、勝手に自己流でやってはいけないのかもしれないという不安と今までの作業に対する正当化から、それをひたすら避け続けていた。
結果として、セロテープやPC、データを使って作業をした方がはるかに時間も体力も使わずに済んだ。
同時に、時間を無駄遣いしたことに対する自らへの憤り、情けなさ、そして言いようのない虚無感が襲った。

 

人生において、効率をしっかり理解した上で頭に入れておくことは非常に重要なことである。
効率を考えずに行動すれば、その先には効率が良いやり方を知った時の虚無感が待っている。
効率を理解せずに我流の効率で行動をすれば、その先には心身の疲れが待っている。
そしてこの上でもう一つ頭に入れるべきは、効率と失敗はリンクしているということだ。

 

人は誰だって失敗する。必ず失敗する。失敗すればその分新しいことが分かる。そしてより効率の良い方法を頭にしっかり記憶できる。
先人の「失敗を恐れるな」は恐らくそこから来ているのであろう。その言葉が改めて実感できた今日この頃。
相変わらず失敗続きで効率の悪いわたしだが、失敗と学習を繰り返していつか無意識に効率の良い行動ができるような人間になりたい。

 

~今日のうんちく~
ことわざの「急がば回れ」の由来は滋賀県の琵琶湖から来ている。
昔の旅人は東方面から京都へ行く際、船で直接横断して近道をするか、琵琶湖周辺を歩いて遠回りをしていた。
しかし、船で渡る場合は比叡山からの強風が非常に危険であった為、このような言葉が生まれたとされている。