【7】子ども番組のとある歌がカオスすぎた。

おかあさんといっしょ
恐らく誰もが子供の頃に観たことがあるであろう番組。わたしも毎日観ていた。
番組終盤になると総勢でカメラの前で歌を歌うのだが、中でも印象的だったのは「あ・い・うー」という歌。
タイトルだけでも十分インパクトはあるのだが、わたしはこの歌の歌詞についてメスを入れたい。少し長くなるけどそこは勘弁してください。 


まず最初にあ!い!う!と絶叫してから「からだ」という言葉をひたすら連呼する要所要所で「だから」も入ってくる。
対象が子どもなのでまだいいのだが、下手をすればゲシュタルト崩壊を起こしてもおかしくない冒頭ではないだろうか。
次に自らを動物に例えた動きをする。例えばネコなら柔軟に動く、リスならサササッと素早く動く。
これはまぁ普通に素晴らしいと思う。子どもに動物の特徴を分かりやすく教えつつ楽しく運動をさせる。さすがはNHK教育の長寿番組だ。

歌の中盤になるとアイウエオー!と再び絶叫した後にそれを数え歌のように歌っていく。
あわてたアヒル「アー」 ←わかる
いたずらイルカ「イー」 ←わかる
ウサギがころんで「ウー」 ←まだわかる
えんちょうせんせい「エー」 ←は?
おこったオオカミ「オー」 ←わかる
動物が出揃う中でなぜ園長先生が出てくるのだ?しかも「エー」ってなんだ?今から何か喋ろうとしてるのか?じゃあオオカミで遮らずに園長先生の話を聞くべきじゃないのか。あとこの時だけひろみちおにいさんのポーズが謎だ。

その後はママママ パパパパ ハハハハ チチチチとテンポよく親の呼び名を口ずさむや否や「大きくなった」「自由になった」
大きくなったはまだしも「自由になった」は正直どうだろう。今まで束縛されてたみたいじゃないか。
ここまではまだ許せるが、一番問題なのは終盤だ。

終盤はしりとり形式であらゆる生き物が前者の存在になりたいと謳っているのだが
クジラ←ラッコ←コアラ←ライオン←オンナのコ←オトコのコ
まずライオンの時点でしりとりは終わっているのだが、問題はそこではない。
「ライオンになりたいオンナのコ♪」「オンナのコになりたいオトコのコ♪」
今となれば思わず二度見してしまいそうな衝撃的な歌詞だが、これは現代の日本社会を風刺していないだろうか?結構昔の歌だから風刺と言うよりは予言だが。
肉食系女子」と「草食系男子」の増加(もとい「男の娘」の流行)を見事に予言&的中させ、なおかつ男の「女の子になりたい」という本音を直接歌詞に入れている。
しりとりのルールを無視してまでもそうしている。(ライオン←オンナのコは一応「オン」でつながってるのに)
極めつけは誰も男の子になりたがろうとしていない。さらっと核心をつきまくりやがって。そりゃそうだろうよ。
最後は全員でアイウエオーと再三の絶叫。息つく間もなくスプーのラッパで身体が勝手に踊り出す。もはや拷問じゃねーか。

 

子どもの頃は普通にスルーしていたが、今考えると深い、ゾッとするようなものは誰しもあるだろう。
自分の場合はこの歌だった。え?考えすぎ?それを言っちゃおしめぇよ。(寅さん)
それじゃ、またね~♪

 

~今日のうんちく~
メールアドレスなどで見かける"@"(アットマーク)は元々は簿記用語で「~あたり」を表す言葉。
メールアドレスの場合はそれに加えて英語の住所を表す前置詞である"at"の意味もかかっているとされている。